下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」7月17日付の記事を転記したものです。
オーストラリア各州⑦: オーストラリア・アウトバック ―ノーザンテリトリー
” 広大な土地を持つこの州は、気候もトップエンドの熱帯雨林性気候からアウトバックの砂漠性気候まで分かれています。
この地域には、オーストラリアの先住民アボリジニが一番多く住んでいます。 北部には カカドゥ国立公園 や ニトミルク国立公園、マタランカホットスプリング、また、中央部には ウルル(エアーズロック)や キングズキャニオン国立公園などがあり、 世界中からの旅人を魅了してやまないすばらしい自然の造形美がここにはあります。”
”
面 積:134万6,200km2(日本の約3.6倍)
人 口:243,700人 (2014年時点)
州 都:ダーウィン (ノーザンテリトリー)
人口:146,245人(2014年時点)”
(出典:ryugakuGo:ノーザンテリトリー の特徴 から抜粋、一部データ更新及び修正)
今まで取り上げてきたクイーンズランド州やニューサウスウェールズ州と異なり、ノーザンテリトリーは「準州」として区分されています。
オーストラリアは、6州と2特別地域(北部準州:ノーザンテリトリー、首都特別地域:キャンベラ)で構成される連邦制の立憲君主国ですが、開発の遅れもあり、他州と異なる位置付けとなっていますが、
例えば人口量に恵まれるインドネシア(約2.56億人)に近接する立地条件(ex.物流の拠点)など、オーストラリア全体の発展を計画する中で、ノーザンテリトリーに期待される面も大きいようです。
日本との歴史を紐解くと、過去にダーウィンが戦地(太平洋戦争)となった経緯もあり、訪問時などは背景を理解しておく必要性も感じられます。