下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」7月20日付の記事を転記したものです。
オーストラリアの日本酒(市場)
オーストラリアでビールの消費量の代わりに、ワインの消費量が伸びていることについて、前回記載しましたが、日本酒も注目を浴びているとのこと。
” ワインと比べた日本酒の需要はきわめて小さい。2011年の清酒の対輸出量(財務省貿易統計=23万7,045リットル)は、ワイン消費量の0.04%、同輸入量の0.35%にとどまる。
大手の酒類量販店を含めた小売は、豪州産や日本から輸入された比較的価格の安い日本酒数種類しか扱わず、全く置いていない店も少なくない。
販路の拡大を図るのは、オーストラリア人の味覚に合った食事と日本酒の組み合わせを提案するなどの市場開拓が必要。”『オーストラリア日本食品消費動向調査』(p21-22)
注目を集めることになった背景には、オーストラリアでの健康ブームがあり、日本酒の原料がお米で美肌、癌対策などの効果が期待されているようです。
次回、オーストラリア国産の日本酒について取り上げます。