下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」7月21日付の記事を転記したものです。
オーストラリアの日本酒 ②
” オーストラリア国産の日本酒としてはシドニー西方のペンリス市で醸造される「豪酒」がある。
この他に国産の競合製品はなく、日本酒は日本製を付加価値として販売できる商品となっている。” 「オーストラリア日本食品消費動向調査」p21-22 (2013.3)
” オーストラリアには、現地で清酒を醸造しているサン・マサムネ社( Sun Masamune Sake Brewery)がある。ジェトロ( 日本貿易振興機構)のヒアリングによると、年間およそ80万ℓ(リットル)の日本酒を生産し、その20%をオーストラリア国内で「豪酒」として販売している。”(平成19年度食品産業国際化可能性調査 オーストラリアへの加工食品の輸出可能性市場調査 p25)
「豪酒」を賞味した事がないので比較等、具体的なコメントは出来ませんが、(日本酒を)輸出しようとした場合、品質管理(輸送時など)の問題があるものの、健康ブーム等を追い風とした勝機があるとみられており、商品ラインアップが限られる状況下、輸出促進を担うジェトロでも注目の商品カテゴリーのようです。