下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」10月9日付の記事を転記したものです。
道路から見るオーストラリアの競争力
先日、「世界経済フォーラム:世界競争力ランキング(2015-2016))」と題した回で、各指標を組み合わせたオーストラリアの相対的な国際的競争力について言及しましたが、「道路の質」に絞った一文がありましたので引用したいと思います。
” 道路から見る競争力
世界経済フォーラムが発表する、国際競争力ランキングには「道路の質」という指標があります。
世界で最も道路がきれいな国はというと、 アラブ首長国連邦、2位以下は ポルトガル、 オーストリア、フランスなどが続き、日本 は スイスの下で10位に入っています。オーストラリアといえば、43位(国際競争力ランキング、2014年)。
オーストラリアの道路は確かにすごくひどい。段差や凸凹が激しく、場所によっては舗装道路なのか、オフロードなのかも分からないくらいです。
アスファルトには至るところに穴ぼこが開いていて、その大きさはホットプレートくらいから子ども用のプールまで様々。深さも3センチくらいの「段差」と呼べる程度から、10センチくらいの「陥没」もあります。
穴をアスファルトで修理しても、そこがでこぼこになってさらにひどくなり、ひどくなったところをまた修復するので二重三重にでこぼこが重なっている状況です。”(『「おバカ大国」オーストラリア』 72-73%』)
私は、もっぱらオーストラリア国内で後部座席、助手席に乗せてもらう立場で運転した経験がなく、これほどヒドい実感はありませんでしたが、調査結果にあたる2014年の総合順位が22位であった事から、評価を落としている項目であることは間違いないですね。
10位評価の日本に慣れてしまっている我々からすると、運転時の注意事項といえますね。