下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」10月10日付の記事を転記したものです。
オーストラリアのアフター5
” こちら( オーストラリアでは夜に会社のパーティを行うのは、従業員のプライベート時間を奪うことを意味するため、会社側もよく注意して行っています。「夜に集まるもの」でコンセンサスが取れているパーティはクリスマスくらいでしょうか。
働く人たちのあいだでは交流はありますが、最大限就労時間内で行い、家族と過ごすプライベートな時間への影響が少ないように誰もが心がけています。
日本でありがちな、居酒屋で仕事上の人間関係を引きずった管理職の話に無理に付き合うことはあり得ません。というのも、それ以前にみんなどんどん転職していくため、そういった話が盛り上がるタイミングが無い。社内人事の話題などというのは、終身雇用が前提になって初めて生まれているものなのです。”(『「おバカ大国」オーストラリア』83-84%)
どんどん転職していく=労働市場の流動性が高い、ということでは必ずしもなく、転職にあたり、キャリア、スキルはしっかり見極められるようですが、オーストラリア人の価値観が、日本で求められている家族、仕事の比重と異なっているという事実は、相互理解を深める上でポイントになりますね。