下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」9月4日付の記事を転記したものです。
オーストラリア人の国民性、価値観、社会通念 ②:平等主義
” 人間関係において皆平等で、同じだとういう価値観があり、たとえば先生と生徒、医師と患者、社長と平社員、タクシーの運転手と客など主従関係は存在しない。
オーストラリアではタクシーに乗るとき運転手の隣に助手席に乗り込む。現地のエチケット本にも取るべきマナーとして記載されている。
・・中略・・
一般的にはオーストラリアでは他の人との兼ね合いで、どのようなスタンスを持つべきか、食事の時、誰が一番初めに食事を取り、シャワーを誰が最初に浴びるかの順序などない。
オーストラリアのルールとは、すべての人が平等であることになる。
・・中略・・
人は、地位、階級、職業、性別、人種などではなく、その人自身の内容つまり人柄によって評価されるのである。”(『豪州読本』9%)
中略した箇所には、会員限定の排他的に運営されている組織(ex.オーストリアクラブ、メルボルンクラブ)について言及しており、全ての状況において平等が貫かれているわけではありませんが、日本と比較するとTPOで求められる決まりごとは殆どないといえるでしょう。
私個人では、招かれたゲストから食事に箸をつける慣習がオーストラリア人に印象的であったとの話しを聞いて、オーストラリア人が日本式に興味を持っている側面もまた興味深い事でした。