下記の記事は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」11月25日付の記事を転記したものです。
オーストラリア人の海外旅行動向
” オーストラリア人の海外旅行者数は相変わらず増加傾向にある。オーストラリア人の短期出国者数を訪問先別に見ると、上位6位までの順位については昨年は変更がなく、 ニュージーランドが1位、次いでインドネシア、アメリカ合衆国、タイ王国、英国(イギリス、 中華人民共和国 の順だった。
昨年二桁の伸びを見せたタイは、政情不安の影響で前年並みとなったが、順位に変動はなかった。大幅な航空座席数の増加を背景にシンガポール訪問者数は17%近く上昇、伸び悩んだフィジーを抜いて7位となった。
また、訪問者数が12%上昇したインドが 香港を抜いて初めて第10位入りした。上位20位中一番大きな伸びを見せたのが日本で、約20%増で順位を1つ上げて13位となった。
TRAによると、2013年には6.1%伸びた短期出国者数も主にドル安の影響を受け、14/15年度には鈍化し2.9%に下がると予測している。今後10年間については年間の伸び率は3.3%と見込んでいる。”(出典『オーストラリア概要』p138)
日本の雪質(パウダースノー)を求めてニセコ町 – Niseko town、 白馬村といったスノーリゾートに大挙してオーストラリアから旅行者が押し寄せるのはブームの域を超え、すっかり定着した感があります。
そういった層へ向け、高級住宅の開発も活発で、世のAirbnb (エアビーアンドビー)流行りと鑑みると、日本人がオーストラリアを感じる時代から、日本人がオーストラリア人に日本の魅力を誘う時代と言えるかもしれませんね。