医療保険料の値上げ20年ぶり低水準
” オーストラリアの医療保険業界が今年4月に予定している保険料の平均値上げ率が、2.7%と20年ぶりの低い水準になることが保健省の調べで分かった。
新型コロナウイルスの感染流行で、医療保険会社の利益率が改善しただけでなく、加入者も増加したことが背景にある。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
値上げ率は低水準だったものの、連邦政府が昨年12月に発表した年央経済・財政中間見通し(MYEFO)の中で示した本年度の賃金上昇率予測の2.25%を上回っている。
業界大手の値上げ率は、◇ HBF:3.62% ◇ ブパ:3.18% ◇メディバンク:3.1% ◇ HCF:2.72% ◇ NIB:2.66% ――などとなっている。
病院が新型コロナの患者対応を優先するために待機的手術の実施を制限したことで、医療保険業界が支払う保険金請求総額がコロナ禍前より減っている。
一方、感染拡大で医療保険の必要性を意識した消費者による加入も増え、保険の販売収入が増加している。”(出典:NNA ASIA)
低水準とはいえ「上がるのかぁ・・」と。世の中全般価格が下がる印象を抱けない中、持続可能性について考えさせられます・・
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年1月4日分の掲載記事です。
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