株式市場 2008/2009以来の最高値を更新
” オーストラリア株式市場は今年、2008~09年の世界金融危機以来の最高値の更新を続け、好調が続く見込みだ。
市場は、世界経済とともにオーストラリア経済の好況が続くと予想している。
オーストラリア証券取引所(ASX)の主要指標S&P/ASX200は、今年に入り8日まで4日間連続で続伸し、同日には前日比0.13%高の6130.4ポイントで引け、過去10年間の最高値を更新した。地元各紙が報じた。
米金融大手JPモルガン・チェースのグローバル経済部門は、米国の法人税減税の予想以上の効果や、好調なユーロ圏経済などを背景に、世界経済の総生産(GDP)の今年の成長率を、これまでの3%から3.3%に引き上げている。
S&P/ASX200は昨年後半に、世界金融危機以来初めて6,000ポイントを突破している。
一方、オーストラリアの主要輸出コモディティーの一つである鉄鉱石について、今年の平均価格が1トン当たり51.5米ドル(約5,832円)と昨年から20%安になるとの予測が出ている。
世界的に供給が拡大する一方で、最大の輸入国である中国の需要が軟調化するとみられており、今後、オーストラリア株式相場に影響が出るとの見方もある。
豪ドルの対米ドル為替は8日16時時点で、前日比約0.28%安の1豪ドル=0.784米ドルだった。”(出典:NNA ASIA)
ニューヨークや東京で過熱とも感じられる状況がオーストラリアでもといった私自身の受け止めですが、
国民生活自体への実感はないものの、このところオーストラリアから打電されてくる数値(統計)は、概ね感じがいいですね。