過去20年間に生まれたアオウミガメ、メスに偏る
” オーストラリア東部沿岸に広がる世界最大のサンゴ礁「グレートバリアリーフ」北部で、地球温暖化に伴う気温上昇を受けて、
過去20年以上にわたり生まれたアオウミガメのほとんどが雌に偏っていることを、米海洋大気局(NOAA)主導の調査チームが突き止めた。
同チームは9日までに米科学誌カレント・バイオロジーで発表した。
グレートバリアリーフ北部は世界有数のアオウミガメの生息地。ウミガメは、産卵後から卵がかえるまでの期間の気温が高ければ、雌が生まれやすい。
調査によると、グレートバリアリーフ南部では全体の6割超が雌だったが、平均気温が高い北部では、甲羅の長さが35〜86センチの若いカメで雌の比率が99%を超えた。
調査チームは、2100年までに世界の平均気温が2.6度上昇するとの予想を踏まえると「近い将来、雌しか生まれなくなる可能性がある」と警告した。”(出典:時事通信)
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温暖化の影響が、海中の生態系に波及しているとは意外な展開でしたが、明らかにされた比率が99%超とは絶望的なまでに極端ですね・・