クイーンズランド州、サマータイム導入せず
” QLD州(註:クイーンズランド州)で行われた最新の世論調査で、デイライトセービング(夏時間調整)への強い一般支持があったにも関わらず、同州政府は導入の可能性を否定した。
ブリスベンのエイドリアン・スクリナー副市長は、オンライン世論調査でも88%が支持しており、デイライトセービングは経済活動を高めるとして導入を推奨している。
一方、同州閣僚のビル・バーン氏は、州政府の考えに変更はないとこれを否定した。
同氏はまた、「デイライトセービングを行う州に幼い子どもと住んでいたが、夜9時まで太陽が沈まないのは非常に難しい環境だった」と話し、個人的にも導入を好まないとの考えを示した。
デイライトセービングについては同州で1992年以降、毎年討議されている。WA州およびNT準州も夏時間の調整を行っていない。 “(出典:JAMS.TV)
国内の時差、サマータイムについては、何回か取り上げていますが
今回の記事で興味深く感じたのは夏時間導入の是非より、
世論調査で高い支持が得られても・・ 1992年以降、毎年討議されていても・・ 実現に至らない経緯に対して。
また、日本のように中央政府ではなく、州政府に外交、徴税等を除いて権限の大半を委ねている「オーストラリアらしいなぁ」と思わされた記事でした。基準時間の決定権さえも・・