オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2016年の訪日オーストラリア人、44万人超で過去最高を記録

2016年の訪日オーストラリア人、44万人超で過去最高を記録

” 昨年1年間に日本を訪れたオーストラリア人旅行者が、前年比18.4%増の44万5,200人と過去最多記録を更新したことが、日本政府観光局(JNTO)の調べで分かった。

2015年にシドニー~羽田路線と、ブリスベン~成田路線が就航したことなどによる航空座席供給量の増加や、クルーズ人気の高まりが貢献した。【NNA豪州編集部】

JNTOシドニー事務所の巽(たつみ)麻里子所長はNNA豪州に対し「オーストラリアではクルーズ旅行が人気だが、その中でも旅行先として日本の人気が高まっている」と述べた。

また昨年はパートナーとのコラボレーションによるPR活動にも注力した。

オーストラリア人の間では口コミの影響が大きいことから、「インフルエンサー」と呼ばれる、SNS(会員制交流サイト)上で存在感の大きいブロガーなどを日本に招いて、観光地の情報発信を拡大したという。

15年から、カンタス航空がシドニー~羽田路線と、ブリスベン~成田路線を、全日空(ANA)がシドニー~羽田路線を運行している。

カンタスは昨年12月からメルボルン~成田線も運行しており、今年はさらなる旅行者数増加を見込む。

JNTOは来月から、メルボルンでアイスクリーム販売店とカンタスとのコラボも行う予定だ。

昨年の訪日外国人旅行客数は前年比21.8%増の2,403万9,000人と、JNTOが統計を開始した1964年来で最多となった。

■1人当たり支出額は豪が最高

観光庁が17日に発表した訪日外国人の消費動向調査によると、昨年のオーストラリア人観光客の1人当たり支出額は24万7,000円(速報値)と、最高となった。

前年首位の中国を上回った。全体平均は11.5%減の15万6,000円だった。”(出典:NNA ASIA

両国の観光業の良好な推移は数日前も取り上げましたが

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特に取り上げられるべきは、やはりオーストラリア→日本の流れ。2020年の東京オリンピックの頃まで、この傾向が継続するとの見方が一般的ですが、その間に相互理解が促進されることを切に願うところです。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の2017年1月21日掲載分の記事です。
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