ノバク・ジョコビッチ選手が懸念を示した全豪オープンテニスでのプライバシー
” 男子テニスで世界ランキング1位に立つノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、今季の四大大会(グランドスラム)初戦、
全豪オープンテニスの会場であるメルボルン・パークに大量のカメラが配され、舞台裏の選手の様子を映した映像が出回っていることに懸念を示した。
今大会では、他のグランドスラムの会場では見られないような場所にまでカメラが導入され、廊下を歩いたり、コートへ向かったりする選手の映像がとらえられている。
その多くはインターネットで公開され、SNSユーザーからは、なぜロジャー・フェデラー(スイス)やマリア・シャラポワ(ロシア)のような有名選手さえも身分証明が必要なのかといった疑問の声が上がっている。
もっとプライベートなものもあり、女子のペトラ・マルティッチ(クロアチア)は、3回戦敗退後に泣き崩れる様子を撮られた。
こうした状況に、ATP選手協議会の会長を務めるジョコビッチは、選手のプライバシー、特にリカバリー設備と控室を移動する女子選手のプライバシーが守られるのか心配だと口にした。
しかし同時に、その点が解決済みなのであれば、受け入れるしかないとも話している。
「唯一それが少しだけ気になっている。ただそれ以外の部分に関しては、われわれは超監視社会に生きているのだから、受け入れるしかないのかなと思う」
フェデラーも、オフの時間にまでカメラが入り込んでくるのは気分が良いものではないと認めつつ、
スター選手たちは今や一挙一動をカメラに収められるのに慣れていると話している。
「今ではいつでもどこでもそういうものだ。ちょっとリラックスする場所を見つけるのも難しいが、私は対応できている。何も問題はないよ」”(出典:AFPBB NEWS)
またしても錦織圭選手に立ちはだかったNovak Djokovic:ノバク・ジョコビッチ選手ですが、
通常とは異なったアプローチからの発信で、影響力を持ったアスリートの発言であるだけに他選手の追従があるのか等々、興味深いところです。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2019年1月24日分の掲載記事です。
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