ロジャー・フェデラー、全豪オープン2017を制す
” 男子シングルス決勝で、世界ランク17位のロジャー・フェデラー(35)=スイス=が、同9位のラファエル・ナダル(30)=スペイン=を6―4、3―6、6―1、3―6、6―3のフルセットで下し、7年ぶり5度目の優勝を飾った。
4大大会シングルスでは自身の最多記録を更新する18度目の優勝。昨年両膝の治療で6か月間休養した元世界1位が完全復活をアピールした。
世界中のテニスファンに、フェデラーが復活を告げた。最終第5セット第9ゲーム。強烈なフォアハンドをサイドライン際にたたき込んだ。
ナダルがたまらずチャレンジ(映像判定)を求めたが覆らず、7大会ぶり全豪制覇が決まった。
「本当に特別な夜になった。最高の気分。この手にトロフィーがあるのは信じられないくらいうれしい。予想を上回る素晴らしい結果になった」。
4大大会決勝で11年全仏以来9度目の対戦となったナダルを下し、夢中で絶叫した。
両膝の痛みで昨季は6か月休養。世界ランクも17位まで下がって大会を迎えたが、状態は試合を重ねるごとに上がった。
4回戦では世界5位の錦織圭(27)=日清食品=をフルセットで破った。コースの読みづらいサーブ、強烈なフォア、糸を引くように正確な片手バックハンドは健在。
元世界1位の実力者が、たくましさを増して戻った。”(出典:スポーツ報知)
年明け早々の伝統ある国際大会で、もともと話題性が高かったところ
今年はRoger Federer:ロジャー・フェデラーのドラマティックなカンバック劇に決勝の死闘ぶりなど、後年、語り継がれる大会になったように思います。