全豪オープンテニス ②
前回はプロフィールについて、今回は大会の歩みについて取り上げます。
” 全豪オープンは創設以来、1世紀を超える歴史ある大会です。オーストラリアの6州とニュージーランドのテニス協会が、オーストラレーシア・テニス協会設立のために合併し、1905年、オーストラレーシア・テニス選手権として開催されたのが全豪オープンの始まり。
当初は男子シングルスとダブルスの2部門のみ実施され、1922年に女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルスが創設されました。オープン化した1969年に正式名称が全豪オープンと改められ、現在に至っています。
歴史年表
1905年に全豪オープンの前身、オーストラレージアン・テニス選手権が誕生しました。それから1世紀以上の歴史を刻み、成長し続けた全豪オープン。
創設から現行システムの確立に至るまで、そのターニングポイントをご紹介します。
“(出典:カンタス航空で行く全豪オープンテニス)
前回、ウィンブルトンと比較した「格式のなさ」について、言及しましたが、1905年まで遡る1世紀以上の歴史を持ち、
第一次及び第二次世界大戦による停止期間を経てといった足跡を見ると、やはりグランドスラムの重みが伝わってきます。
年明け早々のビッグマッチとなりますが、これもオーストラリアが南半球に所在するという立地条件から。
それだけに一年に懸ける思いや全豪オープンで掴んだきっかけがその年に与える影響は大きかろうと、格式と共に、テニスプレーヤ一にとっては、この時期に開催されている意義は深そうです。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所