森林火災から避難せずカンガルーを守った保護施設の人たち
” オーストラリアのシドニー北部にある小さな自治体、ウィタリバ。
森林火災の火の手が迫ったとき、残って炎と闘うことを決意した住民がいた。保護していた、親のないカンガルーたちを守るためだ(ナレーションなし)。
<字幕本編>
豪州で猛威を振るう森林火災で命をかけてカンガルーを守った。シドニー北部にある小さな自治体、ウィタリバに猛火が押し寄せた。だが、ゲーリー・ウィルソンさんとパートナーのジュリー・ウィリスさんは避難せず、残ることを決断。保護していた、親のないカンガルーたちを守るためだ。
ゲーリー・ウィルソンさん
「家の中にも周囲にもあまりにたくさんの動物がいたので、私たちは家を離れられず、残って炎と戦うことにした。消防隊から電話があり、外に出てはいけないと言われたので、選択肢は本当になかった」2人は25年間、親のないカンガルーの保護施設を運営している。
ジュリー・ウィリスさん
「私たちには子どもが授からなかったので、こうやって過ごしている。それがカンガルーであれ、ハリモグラであれ、ウォンバットであれ、自分たちの赤ちゃんを世話をするのは大事な意味があることだ」”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
出典記事に埋め込まれた映像とは異なりますが ⬇︎
‘ We didn’t have children ourselves’: Australian couple risk lives to rescue kangaroos
Wilsonさん、Willisの取組みを紹介する映像。先月(2020年1月)紹介の⬇︎の時と同様、
人間も動物も一体化し生活圏を形成している様子が伝わる心に染みるニュースでありました。