オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:不動産市場動向 ①

不動産市場動向 ①

” 2014年は、昨年同様政策金利が低く、住宅供給がまだまだ足りず活発の動きを見せた。

オークション落札率も、シドニーでは毎回80%を上回る落札率を続けた。

2014年の住宅価格の全国平均は6.8%上昇した。各都市の上昇率は、シドニーの12.2%を筆頭に、ブリスベン5.3%、メルボルン4.5%、アデレード2.5%、ホバート2.2%、キャンベラ1.7%、パース1.2%、ダーウィン0.8%と、

都市によって上昇率に違いはあるものの、2014年8主要都市全てにおいて上昇の傾向にあった。CoreLogic RP Data調べでは、2015年1月の戸建ての全国平均価格は590,000ドル、ユニットは487,500ドルを記録している。”(『オーストラリア概要 2015/2016』p136)

2月22日時点の1オーストラリアドルが80.41円を参考に、全国平均価格を乗じると、戸建て:約4,744万円、ユニット:約3,920万円。

日本の水準をと、東京カンテイが公表した2015年4月における首都圏新築一戸建て住宅価格は・・

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出典:SUUMOニュース(画像は記事にリンク)

首都圏3,433万円、東京都4,554万円となっています。

両調査方法に相違があって単純比較出来ないと思いますが、「オーストラリアが高いであろう」との感じは伝わってきます。

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『オーストラリア概要 2015/2016』掲載の表を転載.-

また、オーストラリア国内が総じて上昇である点も、物件取得のハードルを上げていますね。

当面、人口増加が見込まれていることで(条件に恵まれた)価格競争力のある物件の供給は業界の課題といえるでしょう。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の2月22日掲載分の記事です。

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