政府の呼びかけで57,000丁以上の銃を回収
” オーストラリア政府は1日、未登録の銃を自主提出した場合には罪に問わないとする措置を、昨年7月から3カ月にわたって実施した結果、5万7,000丁以上を回収したと発表した。
今回の措置は、1996年に南部ポート・アーサーの観光地で男が銃を乱射し35人が死亡した同国史上最悪の乱射事件を受けて、未登録銃を自主提出を促す措置を96年と97年に実施して以来のもの。
アンガス・テイラー法執行担当相は1日、「未登録銃を街中からなくすことで、罪のないオーストラリア市民の命を危険に陥れる犯罪者の手に渡らないようにする」と述べた。
同国政府は不法な銃の流入やテロの懸念の高まりを受けて、自主提出を呼びかける措置を取った。
オーストラリアで未登録の銃を所有していた場合、最大28万オーストラリアドル(約2,300万円)の罰金および最大14年の禁錮刑を受ける可能性がある。
今回自主提出された銃には、自動小銃2,500丁近く、拳銃2,900丁、ごみ置き場で見つけたとみられるロケット発射筒が含まれる。
警察の推計では、国内の闇市場で最大26万丁の銃が取引されており、その一部は組織犯罪や最近起きたテロで使用された。”(出典:BBC NEWS JAPAN)
記事を読んでオーストラリア国内の闇と、ある種の健全性を感じましたが、オーストラリアと銃のイメージに乖離はあり、やはりショッキングではありますね。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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