オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:失業率 − 2025年2月

失業率 − 2025年2月

” オーストラリア統計局が20日発表した2月の雇用統計では、就業者数が予想外に減少し、労働市場の逼迫が緩和する兆候を見せた。金融市場では、オーストラリア準備銀行(中央銀行)の5月利下げ観測が強まった。

2月の就業者数は前月比5万2,800人減少。市場予想は3万人増加だった。1月は3万0,500人増加に下方改定された。
就業者数の前年比伸び率は1.9%で、1月の3.5%から大きく減速した。ただ長期平均とは一致する。
労働参加率は66.8%で、過去最高だった1月の67.2%から低下した。失業率は1月と同じく4.1%で市場予想と一致した。
統計局は、新年休暇明けにより多くの人が職場復帰するという予想に反して、年齢が高い層の復帰が少なかったと指摘した。
先月、約4年ぶりに利下げした豪中銀は、労働市場の強さがインフレを押し上げるリスクがあるとして追加利下げの言質を与えなかった。
2月の統計を受け、スワップ市場では4月1日の利下げ確率は10%程度にとどまるものの、5月の確率は70%から78%に上昇した。(出典:Reuters

(2024年)7月、11月に12月とイレギュラーな動きはありましたが、中期的にみると他月は4.0%強で安定的といえますね。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2025年3月21日分の掲載記事です。

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