新車購入予定者の3割、トヨタかマツダを選択
” オーストラリアで今後4年間に新車購入を計画している人のうち、約30%がトヨタかマツダの車の購入を考えていることが、調査会社ロイ・モーガンの調べで分かった。
台数に換算すれば、5万台に上るという。16日付ワーズオートが報じた。
ロイ・モーガンの自動車産業部門を率いるペイクス氏によれば、トヨタかマツダの購入を検討する人の割合は、2015年から0.03ポイント上昇しているという。
また、2社以外では、フォードと現代自動車の購入を考える消費者が増えている。
オーストラリアでは2020年までに全人口の9.9%に当たる220万人が新車購入を考えている。
計画通りに新車購入が増えれば、今年のオーストラリア市場では58万5,000台の新車販売が見込めることになる。
■豪ホンダ、今年は販売4万台で横ばいに
15日付ゴーオートによれば、ホンダ・オーストラリアのコリンズ社長は、今年の販売台数について「わが社は昨年の販売台数と同じ4万台の販売を計画している」と述べ、昨年と横ばいになるとの見通しを明らかにした。
一方、スポーツタイプ多目的車(SUV)「HR-V(日本名:ヴェゼル)」を毎月1,000台販売していると述べた。
また旧型シビックの在庫を一掃し、今後は新型シビックの販売に注力して来年は25%増の5万台の販売を狙うとしている。”(出典:NNA.ASIA)
前回 👇 に続いて、自動車に関するトピックです。
自動車購入となると、住宅購入に次ぐ投資額になるのが一般的であることから、その判断は必然と慎重になるでしょう。
選択基準が、損をしないこと、ちゃんと走ること(壊れないこと)となると、日本ブランドは強いですね。
マツダがオーストラリアで人気があるのは、(現地の車道で見られる様子から)分かる気がします。
なお、日本の新車販売台数は2015年 505万台程度。オーストラリアの9倍弱に相当する台数で、市場規模の違いが見て取れます。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の3月22日掲載分の記事です。
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