失業率 − 2019年2月
” オーストラリア連邦統計局が21日に発表した2月の雇用統計は、就業者数の伸びが続いたことで失業率が約8年ぶりの水準に低下した。
統計を受けて中銀による利下げの観測が後退し、豪ドルは大きく上昇した。
2月の失業率は4.9%と、2011年6月以来の低水準となった。
2月の就業者数は前月比4,600人増加。増加分は全てパートタイムだった。
2月の就業者数の伸びは1月(改定値)の3万8,300人と比べると小幅にとどまったが、労働市場の全体的なトレンドが引き続き好調であることを裏付けた。
豪就業者数は年率2.3%のペースで増加しており、人口増加率の1.6%を上回っている。
ただ、2月の労働参加率は65.6%と、1月の65.7%から低下した。
統計発表を受けて豪準備銀行(中央銀行)による利下げの観測が後退し、豪ドルAUD=D3は0.6%上昇した。(出典:REUTERS)
統計なので個々人が感じることのできる実感ではなく、他の統計から
景気に力強さが読み取れる状況でもないでしょうが、1つ見えない壁を突き破ったような感じを抱くニュースではあります。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2019年3月22日分の掲載記事です。
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