オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:平均的賃貸住宅、年収13万ドル必要

平均的賃貸住宅、年収13万ドル必要

” 新たな報告から、国内で平均的な賃貸物件に住むには年収13万ドルが必要とわかった。平均収入7万2,000ドルを大きく超える高所得でも、厳しい住宅実情が明るみになった。

手頃な住宅を推進する「Everybody’s Home」のメイー・アジズ広報官は「国内住宅市場のただならぬ状況変化を強調する結果だ」「所属する地域内での生活と勤労を阻害し、人生の大きな選択を遅らせ、社会的結合を脅かす」「かつて安定した年収とされた10万ドルは、家賃が高すぎて都市・地方の両方で厳しい」と述べた。

国内でWA州北部とゴールドコーストの家賃が最も高く、年収10万ドルの半分以上が家賃に充てられる。通常、収入の3割以内に家賃を抑えるのが妥当と考えられてきた。

年収13万ドル以上の高所得でも、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、さらにセントラル・コーストで家賃が3割以上を占める。年収13万ドルで家賃を3割以内に抑えられる主要都市はアデレード、12万ドルではホバートとダーウィンのみだ。

年収4万ドルの最低レベルでは収入の41~119パーセントが家賃となり、全く持続不可能だ。賃貸のストレスは、もはや低所得者に限ったことでない。”(出典:JAMS.TV

記事に目を通し1オーストラリア$を調べてみれば94.1円。日本との間では給与水準に差はありますが、家賃割合を30%程度に止める目安は変わらぬであろうと、長く横たわる良質な物件の供給、解決の道筋が見えず悩ましいですね。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2025年3月24日分の掲載記事です。

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