オーストラリア ⇄ ヨーロッパ 初の定期直航便就航

” オーストラリア南西部パース（Perth）から24日、同国と欧州を結ぶカンタス航空（Qantas Airways）の定期直行便の第1便が英ロンドンに向けて離陸した。

飛行時間は約17時間だが、直行便が就航したことで豪・欧州を結ぶ航空路線「カンガルールート（Kangaroo Route）」の空の旅は短縮されることになる。

同航空のパースとロンドンを結ぶ便の路線は世界で3番目に長い1万4,498キロで、豪と欧州を結ぶ初の定期直行便となった。

また、米航空宇宙機器大手ボーイング（Boeing）の旅客機「ドリームライナー（Dreamliner）」の運航路線としては世界最長になるという。

同日の便の機長を務めたのはリサ・ノーマン（Lisa Norman）さん。

カンタス航空は「プロジェクト・サンライズ（Project Sunrise）」と銘打った計画で、最終的には豪東岸と欧州を結ぶ直行便の就航を目指しており、パース・ロンドン路線はこの一環となる。

航空会社としては世界で2番目に古いカンタス航空がシドニーとロンドンを結ぶ「カンガルールート」を就航させたのは1947年。当時は9都市を経由し4日間を要する路線だった。

カンタスはこれまでにも、パースからトルコのイスタンブール（Istanbul）まで直行のチャーター便や、ロンドンからシドニーに1回限定で旅客機を運航しているが、定期直行便の運航は初めて。

現在、世界最長の直行便は、中東カタールのドーハとニュージーランドのオークランド（Auckland）を結ぶカタール航空（Qatar Airways）の便で、飛行距離は1万4,535キロ。”（出典：AFPBB News）

（オーストラリアから）ヨーロッパへの定期直航便が「初」とは、記事を読んで「そうだったのかぁ」と感じたところ。

主要都市へ乗り継ぎ無しで行ける場所が開拓されたことはビジネスユース、観光で強い追い風と捉えましたが、さて、どのような搭乗率で推移するでしょうか・・

＊記事をご覧になられた方から、かつてシドニー・ロンドン間で定期便の就航があった旨のご指摘がありましたので、その旨、付記しておきます。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル＆ビジネス研究所」の2018年3月26日分の掲載記事です。

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