オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:セールGP、オーストラリア連覇

セールGP、オーストラリア連覇

” セーリングの国別対抗戦、セール・グランプリの年間王者を決めるグランプリファイナル(GF)が28日、米国のサンフランシスコで行われ、日本は2季連続の準優勝に輝いた。

一発勝負のGFは年間総合順位の上位3チームで争われ、オーストラリアが連覇を飾り、賞金100万ドル(約1億2,000万円)を獲得した。GF前に開催されたシリーズ第8戦で日本は3位だった。

GFのスタートで失敗した日本の猛追も及ばなかった。9分37秒でフィニッシュして優勝したオーストラリアとは46秒差。

日本の司令塔を務めるネイサン・アウタリッジ(36)は「スタートで出遅れた上に撮影ボートが邪魔をしてさらに遅れてしまった。自分たちは全力で戦ったので運が足りなかった」と不運も襲った大一番を振り返った。

日本は年間総合順位2位でGFに進出。しかし、シリーズ8戦5勝と圧倒的な力を誇るオーストラリアの壁に2季連続ではね返された。そして、GF前はハプニングの連続だった。

まさかの無風でレースを一時中断。すると、コース上にクジラが進入してさらにスタートが延期された。“かじ”を任されるフライトコントローラーの高橋レオ(23)も「きょうは波が大きかったので調整が難しかった」と苦しんだ。

だが、今季はシリーズで2勝を記録するなど躍進。笠谷勇希(33)は「いくつかの衝突事故はありつつも、2大会で優勝できたのは良かった。

個人としては体力面と海面を読む力の向上」と手応えと課題を口にした。急成長を遂げた高橋は「(年間優勝の)100万ドルを逃して悲しいけど、このチームでは勝てるチャンスがあるので次に向けて頑張ります」と来季に向けて世界の頂点を見据えた。”(出典:中日スポーツ via Yahoo! JAPAN

ヨットをはじめとする海洋スポーツ、ニュージーランドのイメージ強かったですが、8戦5勝の戦績に連覇ということでオーストラリアの存在感を感じさせられました。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年3月30日分の掲載記事です。

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