日本産食品などの対豪輸出額、5年で倍増 ①
” オーストラリア市場での日本食人気を背景に、日本からの食品などの輸出が伸びている。
2015年の日本産農林水産物のオーストラリア向け輸入額(速報値)は121億円と前年比28.1%増加し、前年に続き過去最高を更新した。
日本の農林水産相が2月2日に発表した「平成27年日本産農林水産物・食品の輸出実績」で明らかになった。
オーストラリア向けの同輸出額は、国・地域別で9番目に多い。5年連続で増加しており、10年(53億円)の2倍以上に増えた。
品目別で最も多いのは清涼飲料水(20億円)。次にソース混合調味料(15億円)、アルコール飲料(14億円)などが多い。
アルコール飲料の内訳は、ビール5億円、ウィスキー4億円、日本酒3億円などとなっている。”(出典:『NICHIGO PRESS』2016年3月 p8)
オーストラリアに限らず、健康志向の高まりから日本食の人気は世界的な広がりをみせていると捉えていますが、
オーストラリアへの輸出額がベスト10に入る規模で且つ高率と思わしき増加率はブームという側面もある一方で、
食卓において、また、会食時の選択肢の中で、確たる居場所を獲得していっている状況と考えられます。
割高である点は否めないものの外食時、日本人も納得させられるレベルの日本食レストランも聞かれることから、素材の供給と共に、人材の供給が図られれば質の向上も期待出来そうです。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の3月31日掲載分の記事です。
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