カフェ好き多く コーヒー店 薫るサービス ②
” シドニーに次ぐ大都市のメルボルンでは「デコンストラクション(分解)コーヒー」が話題になっている。
エスプレッソ、お湯、牛乳を別々のカップで提供。お客は席で好みの濃さや味に調整できる。
一方、コーヒー愛好家の間では「実験のようで味気ない」との声もあるようだ。
注文や決済面で新規性を打ち出したのはフランク・グリーン(ビクトリア州)だ。ICチップ内蔵の持ち帰り容器「スマートカップ」を39.95豪ドルで販売する。
「サイズは大、エスプレッソはワンショット、豆乳で」といった複雑な注文でも、店舗の電子マネー決済タブレット端末にスマートカップを近づけると一瞬で決済が終了する。
これまでスマートカップを使った決済には、店側が専用アプリ「カフェペイ」を導入する必要があった。
フランク・グリーンは近く豪四大銀行の一つ、コモンウェルス銀と提携する予定。
同行がカフェやレストランなどに貸し出すタブレット端末であればアプリ無しで使えるようになり、普及に弾みがつきそうだ。
環境への配慮から使い捨ての紙容器を断り、店頭にマイカップを持参する人は多いが、スマートカップは本体やフタ、プッシュボタンの色を選んでオリジナルの容器が作れる。
愛用者で広告会社で働くステファニー・コンドンさん(25)は「お気に入りのカップでコーヒーを楽しむのは最高の気分よ」と笑顔で話していた。”(出典:日経MJ 2017.3.20)
日本のコーヒー、カフェといった最前線を理解していないものの
記事で紹介されているデコンストラクションコーヒーに、(ICチップ内蔵)スマートカップに
コーヒー及びカフェのオーストラリアでの浸透度合いを実感させる内容でした。