失業率 − 2021年3月
” 豪連邦統計局が15日発表した3月の雇用統計によると、就業者数は前月比7万700人増と、市場予想の3万5,000人の2倍のペースで増えた。
失業率は1年ぶりの低水準に改善した。 失業率は5.6%と、前月の5.8%から低下。
新型コロナウイルス感染拡大を抑制するロックダウン(都市封鎖)の影響で失業率は昨年7月に7.5%まで悪化したが、大幅に改善した。
豪経済はロックダウンによって失われた87万8,000人分の雇用を回復し、雇用者数は過去最高の1,308万人となった。3月の労働時間も過去最高を記録した。
キャピタル・エコノミクスの豪担当シニアエコノミスト、マルセル・ティエリアント氏は「短期間のロックダウンが繰り返されているものの、生産は感染拡大前の水準を超過しようとしていることを示している。
不完全就業率は8.5%から7年ぶりの低水準となる7.9%に低下し、求人数は感染拡大前の水準をはるかに上回っていることから雇用は増加し続けると考える」と述べた。
これは完全雇用を主要政策目標としているオーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)にとっても好ましい状況となる。
ただ、RBAは賃金とインフレ率が大幅に上昇するまで緩和政策を続けると繰り返し述べており、そのためには失業率を4%以下にする必要があるとみている。(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
右肩下がりが継続されており、コロナ禍前の5%台前半に近づいてきて、また一歩前進ですね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年4月16日分の掲載記事です。
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