外出禁止などの措置、最低4週間維持へ
” オーストラリアのモリソン首相は16日、新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向けた制限措置を少なくとも今後さらに4週間は維持する考えを示した。
モリソン首相は、今後1カ月で検査能力を拡大するほか、濃厚接触者の追跡能力を向上し、地域社会での感染拡大に対応する計画を立案する、とした。
これらの対策は4週間以内に終わる見込みで、その後、移動制限や学校・飲食店の閉鎖措置を縮小するかを含め、見直しを行う。
同国では、1日当たりの新規感染者の増加率が数週間前の25%前後から1ケタ前半まで鈍化している。累計の感染者は約6,500人、うち63人が死亡している。
ただ同首相は、全国の検査能力を拡大し、感染者の追跡能力を向上し、将来の感染拡大リスクへの対応準備が完全に整うまで、制限措置を緩和しない方針を示した。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
大胆にも感じられた渡航禁止を含む規制を課した決断と同じく、緩和の見極めも事態収束への重大局面となりますが、4週間との設定にも慎重さが感じられます。