457ビザ廃止の余波 ①
” オーストラリア連邦政府が長期就労者ビザ(457ビザ)の廃止を決めたことで、年間の移民人数が最大で15%、約3万人減少するとの見方が政府関係者の間で出ている。
現状の同19万人が457ビザの廃止で16万人に減った場合、必要とされる住宅戸数が減り、関連産業に影響が出る見込み。
また、政府の経済見通しや政策立案も変更が必要となりそうだ。デーリー・テレグラフなどが報じた。
財務省や金融省、移民省などの試算によれば、人口が6万人増えた場合、2万戸の住宅建設が必要になるとされており、移民が3万人減ることで必要な住宅戸数は1万戸となる。
ターンブル政権が5月9日に発表する2017/18年度予算案は、移民人数を年間19万人とする経済モデルに基づいていることから、
457ビザの廃止による移民の減少は、関連する予算案の根拠を不確かにする恐れがある。”(出典:NNA.ASIA)
先日、取り上げ ↓
程なく出てきた見通しですが、
想定されていたものか、或いは想定外であったのか、影響が少なくない様子につき、しばし様子見が必要そうです。