連邦政府導入コロナ追跡アプリ、16時間で国民の7%超がダウンロード
” オーストラリアでは、政府が26日に導入した新型コロナウイルスの追跡アプリを国民が早速ダウンロードする動きが広がり、導入から16時間でダウンロード数は200万件近くに達した。
ハント保健相によると、現地時間午後4時(日本時間午後3時)時点で追跡アプリ「コビッドセーフ(CovidSafe)」は189万人、2,570万人の人口の7%超がダウンロードした。
モリソン首相は、少なくとも40%がダウンロードする必要があると述べていた。
ハント保健相は「この取り組みは、自分自身や家族、医療従事者を守ることにつながる」とツイートした。
オーストラリアは、厳格な入国規制や外出禁止が奏功し、新型コロナの感染防止に成果を上げている。
豪政府は近く、症状の有無に関係なく検査を実施することにしている。
モリソン首相の支持率は急上昇。オーストラリアン紙の委託でニュースポールが実施した調査では、首相の支持率は3月第1週から27%ポイントも上昇し68%となった。
支持率上昇の背景には、首相が財政健全路線を捨てて、雇用支援策を含む、国内総生産(GDP)の10%強の規模の経済対策を打ち出したことがある。
ウェストパックは、支援策がなければ失業率は6月末までに17%に上昇していた可能性があったが、現行では9%止まりとみている。
財界からは、感染防止に向けた規制措置の緩和を訴える声がでている。
ビジネス・カウンシルが27日示したモデル推計では、規制措置が6カ月続くと、2兆豪ドル規模の国内経済が4,000億豪ドルの損失を被る可能性があるという。”(出典:REUTERS via gooニュース)
連邦政府の新型コロナウイルス対応への是非が、スコット・モリソン首相の支持率に直結していて、これまでのところ良いプロセスを辿っていると評価出来るでしょう。
COVIDSafeも日を追ってダウンロードが進んでいくされていくものと、一連の取り組みが世界をリードしていくことになりますように願うところです。