グレートバリアリーフ回復と保護に政府5億豪ドル拠出
” オーストラリアは29日、世界最大のサンゴ礁群であるグレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)の回復と保護に5億豪ドル(約413億円)超を投じ、壊滅的な現状を転換する方針を表明した。
グレートバリアリーフは世界遺産に登録され、大勢の観光客が訪れる。ただ、気候変動に伴う海水の温度上昇によってサンゴの白化が拡大し、打撃を受けている。
マルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)首相は、5億豪ドル超を水質改善や、サンゴを食い荒らす生物の対策、回復への取り組みに充てる意向を表明。
「サンゴ礁を保護し、生存能力やサンゴ礁に頼っている6万4000人の雇用を保全するための、過去最大規模の単独投資だ」と語った。
その上で、「オーストラリア国民全員、特に生活をサンゴ礁に依存している人々のために、サンゴ礁の将来に向けて万全の手を打ちたい」と付け加えた。
グレートバリアリーフはオーストラリアになくてはならない国家的資産であり、国内経済に年間64億豪ドル(約5300億円)寄与している。”(出典:AFPBB News)
先日、新たに衝撃的な実態↓
が明らかになったところでの過去最大規模の投資ですが、守られるべきものが、極力あるべき姿で後世に遺されていきますよう。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年5月1日分の掲載記事です。
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