上がる年間生活費(西オーストラリア州)
” WA(註:西オーストラリア)州では水道光熱費の値上がりの影響で、年間生活費がおよそ$160増えることになるとマイク・ナハン州財務相が明らかにした。
この数字は昨年の前年比$198.54増に比べるとわずかに下回っている。
2016/17年度の予算案では、光熱費が3パーセント、水道費が4.5パーセント増となっている。その他に、普通運転免許証の料金も2.5パーセント値上げになる。
公共交通機関の料金も2.1パーセント値上がりする中、学生割引料金は据え置かれる。
同財務相は、州財政は大きな課題を抱えているが、自動車事故による補償制度を強化するため普通自動車の強制賠償責任保険が$99値上がりすることで、住民の財政的負担が増えることを理由に州が損失を負担するとした。(出典:JAMS.TV)
出典が異なるため、参考となりますが、『豪州読本:オーストラリアを丸ごと読む』に・・
” アデレード、パースなどでは夫婦で年間2万2,000ドル(220万円)あれば、十分質の高い老後が過ごせる。”
という一文があり、同書が出版されたのが2011年2月ですので、2011年以降の期間分を考慮すると、日本円で250万円前後という感覚になっているのかもしれません。
シドニー、メルボルンなどの他都市になると、更に数値が上がるものと思いますが、人口増加に耐えうるインフラ構築がオーストラリアの課題となっていて
それらが税金で賄われるであろうことを考慮すると、幅は一様ではないでしょうが、基本、年々生活費は上がっていく想定が必要と思われます。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の5月14日掲載分の記事です。
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