2017/2018年度予算案に対して国民が抱いた不安
” ターンブル政権による新年度予算案の発表後、初めてとなる世論調査スカイ・ニュース・リーチ・ポールが11日に行われ、野党労働党が53対47で与党保守連合をリードしたことが分かった。
また、新年度予算案を受けて、生活が苦しくなると感じている人は、51.6%と半数以上に上っている。
予算案で今後、生活が楽になると感じている人は10.8%、これまでと変わらないと感じている人は37.6%となった。ただ、5大銀行に課される銀行税は62.1%の人から支持を得ている。
また、国民身体障害者保険制度(NDIS)の財源を補充するため、メディケア税を2.5%に引き上げることについては、48.2%が支持、34.1%が反対、17.7%が分からないと回答した。
このほか、7ニュース・ポールが行った調査でも、予算案に賛成は28.9%、反対は33.4%、普通は37.6%だった。 “(出典:JAMS.TV)
新年度予算の概要に関しては、先日↓通り上げたところで、
随所に増税が盛り込まれた内容からすると、今回の国民からの反応も(政権側からすると)想定内とも考えられます。
黒字化を見据えた2020/2021年度まで、選挙をまたぐ事情などを考慮すると、財政建て直しへ向け踏ん張りどころといえるでしょう。