JAL、メルボルン直行便を検討
” 日本航空(JAL)が今年9月をめどに、成田―メルボルン間の直行便を就航する方針であることが分かった。
日本とオーストラリア双方で観光やビジネスのフライト需要が高まっていることで、採算が取れると判断したもようだ。メルボルン路線はカンタス航空が既に直行便を就航。
メルボルンでも空のキャパシティーが拡大することで、観光業界がさらに活況を帯びそうだ。【NNA豪州編集部】
JALは成田―メルボルン便の新規就航を、早ければ今週にも正式に発表する見通し。
同便には、既存の成田―シドニー路線で使用中の機体ボーイング787など200席未満で長距離飛行が可能な中型機を投入するとみられている。
就航便の時間帯は成田を朝に出発しメルボルンに夜到着するという、成田―シドニー路線とは昼夜逆とする案が出ているようだ。
JALによると、これまで日系企業などからオーストラリア国内他都市への就航の要望が高かったが、安定的な成長を視野に、より要望の高い地域への新規路線導入を選択した。
世界的な傾向としてヨーロッパや米国がテロの標的になることが多い中、日本からの就学旅行などで安全な渡航先への志向は強まっており、オーストラリアの安全性の高さは観光客を呼び戻しているという。
また、日本のスキーシーズン以外にも旅行やビジネスでの訪日需要が高まっていることも追い風となっているようだ。
現在JALの日本―オーストラリア路線の利用者は日本人と日本人以外がおよそ半数ずつで、JAL関係者は「日本の自治体による地域の魅力発信と、外国人の日本旅行への関心の高さが一致することで、今後訪日需要はさらに高まるのでは」としている。”(出典:NNA.ASIA)
記事にある通り、メルボルンへはカンタスが既に直行便を運行中であることから
「パースなど他都市であれば・・」などと思ったものの、
” 日本からの就学旅行などで安全な渡航先への志向は強まっており、オーストラリアの安全性の高さは観光客を呼び戻しているという。”
とのトレンドから、日本とオーストラリアの距離が、これから更に近付いていく予感を抱かせてくれます。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所