空室率急上昇で、シドニーのホテルが賃貸サイト利用増
” シドニーCBDでは、賃貸住宅の空室率が3月の5.7%から4月は13.8%に急上昇したことがSQMリサーチの調査で分かった。
住宅と同様に多くの空室を抱えるホテルグループが、オンラインの賃貸サイトを利用するケースが増加しているようだ。
ボンダイビーチやダーリング・ハーバーでアディーナ・アパートメント・ホテルズを運営するTFEホテルズは、賃貸サイト上に7軒のホテルを最長3か月までの滞在という条件で、試験的に掲載していると説明している。
シニアディレクターのバクシェイ氏は「短期の賃貸市場でアパートメント型のホテルがどの程度需要があるのか把握できると期待している」と話した。
他にもヴェリウ・グリーン・スクエア(Veriu Green Square)やバーウッド・マーズデン(Burwood Marsden)など、過去6か月間にオープンしたホテルも賃貸サイト上に物件を掲載。
賃料はヴェリウが週当たり295~324ドル、バーウッドが週当たり350ドルとなっている。”(出典:JAMS.TV)
ホテルとなると、一般的にインバウンド客への依存度も高かろうと思いますが、海外往来の正常化は、収束の見通しが立っていない状況で長期化必至。
過渡期を如何に切り抜けるか、利便性に優れた施設など新陳代謝が進む利あるでしょうが、正常化された際に供給不足とならぬよう、業界、行政の舵取り(支援)も肝要であるものと。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年6月7日分の掲載記事です。
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