住宅価格、緩やかに下降との予測
” 会計大手KPMGのエコノミストが、シドニーとメルボルンの住宅価格について、市場が「バブル」状態になるかならないかに関わらず、今後数年間で、急落ではなく緩やかに下降すると予想している。
また、シドニーはメルボルンと比べて、下げ幅が大きくなるという。
また、格付け会社スタンダード&プアーズは、もしオーストラリア国内で住宅価格が急落し、それに伴って消費活動が減速した場合、広範囲にわたり経済の減速を招く恐れがあると指摘している。
一方、オーストラリア準備銀行は、経済成長率が今後数年間で緩やかに上昇し、現在の1.7%から3%近くに達するとしている。
さらに、ウエストパック・メルボルン・インスティチュートが予想する、向こう3~9か月の経済活動に関する調査では、現在の勢いは失速していくと指摘。
ウエストパックのアナリストのマシュー・ハサン氏は、昨年6月から今年2月までにコモディティ価格が44%の上昇を記録したが、過去3か月で10%減少しており、石炭価格の下落を反映していると分析している。”(出典:JAMS.TV)
バブルとの見方も含め高止まりして久しいオーストラリア国内の不動産価格ですが、
「下がる」とのヘッドラインも記事の通りに推移すれば・・
購入希望者にとってはまだまだ忍耐、既に持っている人たちにとっては考え時に差し掛かるというフェーズですかね。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所