使い捨てレジ袋、使用禁止の余波
” オーストラリアで1日、ごみ削減策の一環として使い捨てのレジ袋が使用禁止となった。
2州を除く全州で、レジ袋を提供した大手小売店は罰金を科される。
これを受け、大手スーパーは苛立ちを店員にぶつける顧客への対応に追われている。
ウェスト・オーストラリアン紙によると、男性客が店員の首に手をかけるケースが発生したほか、
食品店では顧客が変更に慣れるのを支援するため従業員を増員するなどしている。
コールズは1日、レジ袋を店舗から撤去。これより先の6月20日には、ウールワースがレジ袋使用を禁止している。
業界労組が今週行った調査によると、回答した132人の組合員のうち、レジ袋禁止に関連して暴力などを受けたと答えた人は57人いた。
国連環境計画(UNEP)の統計によると、世界の海には毎年800万トンを超えるプラスチックが流入している。
国連は、2022年までに使い捨てプラスチックの使用をなくしたい方針で、これまでに60カ国以上がそれに向けた措置を講じている。”(出典:REUTERS)
「たかだかレジ袋で・・」なんて怒りの矛先を従業員の方々に向ける理不尽さを思ってしまいますが、
移行期ゆえの苦悩と、「袋持参」のマインドが定着すれば、地球に優しい環境が実現されていくことになるのでしょう。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年7月4日分の掲載記事です。
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