オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:非上場大手320社の納税額40%増加

非上場大手320社の納税額40%増加

” オーストラリアの非上場大手500社のうち上位320社の法人税納税額が2018年に45億豪ドル(約3,740億円)となり、同年までの3年間に40%増加したことがオーストラリア国税局(ATO)の調べで分かった。

ATOは、企業の納税コンプライアンスの推進と監督を強化した成果だとしている。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー(AFR)が伝えた。

500社のうち、売上高で下位180社の合計納税額は、15~18年に14%増だった。

ATOは上位320社と下位180社の納税額の増加幅の違いについて、前者には資源や建設企業が多く、鉄鉱石の価格上昇や不動産価格の上昇、建設数の増加などが売上高を押し上げた結果だとしている。

ATOは上位320社の詳細を公開していないものの、事業規模を考えれば実業家ジーナ・ラインハート氏が所有する資源大手ハンコック・プロスペクティングが含まれるとみられる。

同社の18年の売上高は15年の3倍となる60億豪ドルで、18年の納税額は同2倍の6億豪ドルだった。

ATOは16年に租税回避タスクフォースを立ち上げ、非上場企業大手500社が提出した総売上高1,950億豪ドルの財務報告書の精査を行っている。

これまで再監査の結果130億豪ドルの追徴課税を行い、73億豪ドルを徴収している。”(出典:NNA ASIA

気になるのは2020年以降、コロナ禍での凹みですが、経済に関しては⬇︎など、

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このところ景気の良いトピックが目につきますね。

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年7月5日分の掲載記事です。

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