オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:小売売上高 2022年6月は上半期最低の伸び

小売売上高 2022年6月は上半期最低の伸び

” オーストラリア統計局が28日発表した6月の小売売上高は今年最小の伸びにとどまった。インフレ高進と金利上昇が個人消費を冷やし始めた可能性がある。

6月の小売売上高は前月比0.2%増の343億豪ドル(239億9,000万ドル)。伸び率はアナリストの予想(0.5)を下回った。

前年比では12%増加したが、価格上昇が押し上げた面が大きい。

統計局の小売統計の責任者は「6業種のうち3業種で売上高が増加し、それ以外は減少とまちまちな結果となった。生活費負担が支出の伸びを鈍らせているようだ」と説明した。

最も好調だったのが、カフェ、レストラン、テイクアウトフードサービスで、衣類、靴、身の回り品と続いた。百貨店が最も落ち込み、食品販売も物価上昇の影響を受けて減少した。
前日発表された第2・四半期の消費者物価指数(CPI)は前年比伸び率が21年ぶりの高水準。エネルギー、建設、食品が押し上げた。”(出典:REUTERS )

売り手側からすると、当面は消費者の財布のひもが緩みづらいであろう状況を想定しておく必要があるように・・

上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年7月30日分の掲載記事です。

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