オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:連邦政府、自宅待機手当導入へ。ビクトリア州は小売など営業制限

連邦政府、自宅待機手当導入へ。ビクトリア州は小売など営業制限

” オーストラリアのモリソン首相は3日、新型コロナウイルス関連の労働者支援策を発表した。

病気休暇を使い果たし、なお隔離のため自宅待機を指示された労働者向けにパンデミック休暇手当を支給すると表明した。

パンデミック休暇は2週間で1,500豪ドルを支給する。 感染者急増を受けて非常事態宣言をしたビクトリア州は、さらなる制限措置を発表した。

モリソン首相は会見で「現在、非常に深刻な事態に対処している」と表明。

前日、ビクトリア州が夜間外出禁止令を出したことを受け「(ビクトリア州の)メルボルンほどの規模の都市に外出禁止令が出るような事態は、考えられなかった」と述べた。

ビクトリア州は3日、新たな対策として小売り、建設業、一部製造業などを5日から6週間、営業・業務を制限すると発表した。

食肉加工の操業を約3割縮小するほか、建設作業も縮小する。 スーパーマーケットの営業や、レストランのテイクアウトやデリバリーは継続するが、それ以外の小売り店は多くが休業する。

アンドリュース州首相によると、アンドリュース州首相によると、この措置の影響を受ける雇用は現在の倍の約50万人に拡大する見通しで、影響を受ける企業に5,000豪ドル(3,570米ドル)支給すると述べた。

学校は5日からオンライン授業になる。 同州で3日、新たに報告された感染者は429人、死者は13人。

新たな感染者数は前日の671人から減少したが、死者は過去2番目の高水準だった。 隣接する州も対策を強化している。

ニュー・サウス・ウェールズ州は、屋内のあらゆる場所でマスク着用を強く推奨。南オーストラリア州は50人までとしていた家での集まりを10人までに厳格化した。

ニュージーランドのアーダーン首相は、オーストラリアでの感染拡大を受け、同国との往来自由化は無期延期との認識を示した。

首相は国内テレビに対し「検疫なしの旅行の条件として、市中感染が28日間ゼロというのがある」としオーストラリアがその条件が満たすのはかなり先になると述べた。

オーストラリアとニュージーランドは以前、両国間の往来が9月にも再開可能になるとの認識を示していた。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN

日に日に悪化している印象を受ける一方で、

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制限に対して補償も同時に示されていることは、事態を直視出来ている印象にもつながり、

講じられている措置は厳しいですが、短期収束は断念せざるを得ないながらも、出来るだけの早期を実現するための最善であるのでしょう。

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年8月4日分の掲載記事です。

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