ビクトリア州の新型コロナウイルス感染拡大で就業者数減少続く
” オーストラリア連邦統計局が発表したデータによると、同国の就業者数は8月8日までの1カ月間で1%減少した。
新型コロナウイルスの感染が再拡大しているビクトリア州で就業者の減少が目立った。
ビクトリア州の就業者は2.8%減。3月中旬以降で最大の減少を記録した。
今回発表されたデータは、税務当局の企業の給与支払いデータに基づいており、公式な雇用統計とは異なる。
7月の失業率は22年ぶり高水準の7.5%。政府は9月末までに失業率が13%を超えると予測している。
インディードのエコノミスト、カラム・ピカリング氏は「ビクトリア州全体で雇用が低迷しており、他の州にも影響が波及している可能性がある」と指摘。
「政策当局は今後数カ月、積極的に行動すべきだ。失業率が高止まりする中、(雇用支援制度が)縮小されるとの懸念が浮上するだろう」と述べた。
政府統計によると、新型コロナの流行を受けて導入された失業給付金「ジョブシーカー」を受給している人は約130万人。
エコノミストによると、この他にも少なくとも600万人が給与補助制度「ジョブキーパー」を利用している。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
労働市場に関して、しばらくトーンは変わらないでしょうが、記事にある通り、政府の動き次第で色合いの濃淡が変わってきそうです。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年8月26日分の掲載記事です。
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