ワラビーズ、16年連続でブレディスローカップ戴冠ならず(2018 ラグビーチャンピオンシップ)
” 10月下旬に横浜で予定されている第3戦を前に、ニュージーランド代表“オールブラックス”がライバルのオーストラリア代表“ワラビーズ”に連勝し、16年連続で「ブレディスローカップ」保持を決めた。
1931年からの歴史がある名誉をかけた戦いは、シドニーでの第1戦をオールブラックスが逆転で制し、
8月25日にオークランドのイーデンパークでおこなわれた第2戦も黒衣の男たちが躍動して40-12で快勝。ニュージーランドの人々が歓喜した。
また、この試合はラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)も兼ねており、同大会3連覇を狙うニュージーランドは2勝0敗(勝点10)、オーストラリアは0勝2敗(勝点0)となった。
第1戦に続き、第2戦も前半は競った。
13分、ニュージーランドのテンポのいい連続攻撃からSOボーデン・バレットが中央を抜けて先制。
対するオーストラリアは24分、敵陣深くのポスト正面でペナルティを得ると、スクラムからのトライ獲得にこだわり、
何度か組みなおして29分、パックから持ち出したSHウィル・ゲニアが突っ込んでゴールライン上に押さえ、得点が認められた。
しかし7-7で迎えた37分、ニュージーランドは自陣22メートルライン内からのカウンターアタックで、WTBベン・スミスらが好走してゴールに迫り、すばやいリサイクルからSOバレットがフィニッシュ。14-7で折り返した。
しかし後半は、2019年ワールドカップの大本命でもある世界王者が圧倒。
ニュージーランドは後半早々、13フェイズを重ねてPRジョー・ムーディーがゴールラインを割り、48分(後半8分)にはFLリーアム・スクワイアがディフェンスを抜けてトライゲッターとなりリードを広げた。
意地を見せたいオーストラリアは55分、SOバーナード・フォーリーがラインブレイクしてCTBリース・ホッジにつなぎ5点を奪い返したが、
ニュージーランドは61分過ぎ、SOバレットがハーフウェイ中央から抜け出してゴールへ走り切り、ハットトリック達成で流れを引き戻した。
ニュージーランドはさらに69分、自陣深くでLOブロディー・レタリックがボールを奪い返し、途中出場のダミアン・マッケンジーが防御網を切り裂いてカウンターアタックに勢いをつけると、
仲間がつないでボーデン・バレットにボールは渡り、世界最高の10番と呼ばれる男は自身4トライ目を決めて快勝となった。
次週は休みとなり、9月8日にニュージーランド代表は地元ネルソンでアルゼンチン代表と対戦。オーストラリア代表はブリスベンで南アフリカ代表を迎え撃つ。”(出典:RUGBY REPUBLIC)
HIGHLIGHTS:2018 TRC Rd 2:New Zealand v Australia
16年連続してのブレディスローカップ逸も重い現実ですが、ラグビーワールドカップ 2019開幕までおおよそ1年1ヶ月というタイミングで、優勝を視野に入れられるまで変貌を遂げられるのか・・
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年8月28日分の掲載記事です。
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