寺島実郎さんに学ぶオーストラリア史 ③
” シドニーも当初は流刑地であり、七五〇人の囚人が送られてきたのが始まりとされている。
他の地域に先駆けて港湾や倉庫などの整備が進んで、一八世紀、一九世紀と商業が大きく発展し、やがてメルホルンをしのいでオーストラリアを代表する都市へと成長していく。
旧市街地にはオーストラリア準備銀行やオーストラリア証券取引所などが集まって金融センターとなり、
鉄鉱石、金、天然ガス、石炭などの開発によって資源大国化する現在のオーストラリアを支える存在となった。”(p95-96)
駆け足的でしたが、寺島実郎さんの著書『ユニオンジャックの矢』から
オーストラリアのプロフィールについて取り上げられた箇所からの引用、今回で終了です。
歴史を学ぶほど、見えてくるオーストラリアの実像もあるものと思い、機会があればまた踏み込んでみたいと思います。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所