羽田便をVirgin Australiaに!政府観光局表明
” オーストラリアの格安航空ヴァージン・オーストラリア(豪ヴァージン)と競合の大手カンタス航空が申請している羽田―オーストラリア路線に関して、
オーストラリア政府観光局(ツーリズム・オーストラリア)が2日、豪ヴァージンに同路線の1枠を割り当てるようオーストラリアの国際航空サービス委員会(IASC)に意見を提出したことが分かった。
豪ヴァージンが同路線を獲得した場合、同社にとって日本路線は初めてとなるため、ツーリズム・オーストラリアは市場競争が促されると期待しているようだ。3日付シドニー・モーニング・ヘラルドが報じた。
日本の国土交通省は先ごろ、来年3月28日以降の昼間(午前6時~午後10時55分)に発着する羽田―オーストラリア路線で4便の増加を認めており、カンタスはオーストラリアに割り当てられた2枠を、豪ヴァージンは1枠をIASCに申請した。
豪ヴァージンは、同路線を獲得できた場合、来年3月29日から毎日、ブリスベン―羽田間で運航を開始する方針を示している。
一方、カンタスは、シドニー―羽田間の運航のほか、メルボルン―成田路線を羽田発着に変更したい考えという。
ツーリズム・オーストラリアのハリソン代表はIASCに送った書簡の中で、「豪ヴァージンが路線を獲得すれば、日本路線を運航する4番目の航空会社が誕生することになり、
新たな市場競争が生まれ、旅行者に多大な恩恵がもたらされる」とし、同社に1枠を割り当てるよう要請した。(出典:NNA ASIA)
先月(2019年9月)の記事⬇︎の続報ということになりますが、
このような政府系機関の後押しがあるのか、他事例を承知していませんが、消費者にとっては選択肢が示されることは歓迎すべく展開ではありますね。