第59回日豪経済合同委員会会議 3年ぶりに対面で開催
” 東京で今月9日から11日にかけて、第59回日豪経済合同委員会会議が3年ぶりに対面で開催された。
化石燃料からグリーンエネルギーへの移行が進み、オーストラリア企業の間で中国依存からの脱却を図る動きが見られる中で、再び日本に目を向けるオーストラリア企業や投資家が増えているという。10日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。
今年の日豪経済合同委員会会議には、オーストラリアから政府関係者や企業幹部ら約180人が参加した。
オーストラリアと日本の二国間経済委員会である豪日経済委員会(AJBCC)のピーター・グレー委員長は、オーストラリアから多くの代表者が会議に出席したことは、日本に対する関心の大きさを示していると述べた。
オーストラリアにとって日本との相互取引額は663億豪ドル(約6兆1,440億円)と、中国に次いで2番目となっているほか、日本からの直接外国投資は2020年に1,318億豪ドルに上っている。
■「豪は信頼できる投資先」
投資会社タナラ・キャピタルのジョン・ワイリー最高経営責任者(CEO)は、「日本はオーストラリアを信頼できる長期的な投資先とみており、地政学的リスクの高まりを背景にさらにその傾向は強まっている」と指摘。
「グリーンエネルギーへの移行が進む中、豊富な資源を有し、制度が安定し、人口も増加しているオーストラリアは海外投資家を引き付けており、日本の投資家からの関心も高まっている」との見方を示した。”(出典:NNA ASIA)
最近、(二国間の)政治そのもののニュースは断続的に見受けられるようになってきた折、経済分野での大規模な取り組みもうかがい知ることが出来、官民双方での動きが促進されていくことを期待させられます。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2022年10月11日分の掲載記事です。
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