エディー・ジョーンズ監督が説く、ワラビーズ
” オールブラックスでは、『オールブラックスとは』というバイブルをもらう。
そこには『オールブラックスの歴史』『オールブラックスの価値』『オールブラックスの行動規範』などが書かれている。
オールブラックスに選ばれた以上、二十四時間、オールブラックスの一員としての行動が求められる。
ワラビーズにそういうものはありません。もっと自由、ワールドカップでは二度優勝しているけれど、ラグビー界のスーパーパワーになったことはない。
オールブラックスやスプリングボクスは常に八割、九割の勝率を残さないと監督の首が危なくなるけれど、オーストラリアは六割で上出来(笑)。
逆に言うと、『勝たなければならない』というプレッシャーはない。自分たちのためにプレーする。チャレンジするのがスタイルなんです」”(出典:『オールブラックスが強い理由』p166)
引用は、数日前に読了した『オールブラックスが強い理由 世界最強チーム勝利のメソッド』
に、記されていたWallabies:ワラビーズ元監督で、現イングランド代表エディー・ジョーンズ監督のワラビーズ評です。
思わずクスッとさせられてしまう内容で ^^;
ついテストマッチで、特にオールブラックス相手に結果を求めてしまうところもありますが、
オーストラリアの国民性というのか、ワラビーズの良さ、勝利至上主義と別途のところにあるのかもしれませんねー