ジョイス副首相 二重国籍により議員資格喪失
” オーストラリアの最高裁判所は27日、ジョイス副首相は二重国籍により議員資格がないとの判断を示した。これにより、ターンブル政権は下院での過半数議席を失った。
8月にニュージーランド国籍を放棄したジョイス氏は、12月上旬にも行われる見通しの補欠選挙に出馬する考えを示した。
豪議会は年内2週間の会期を残しており、ターンブル政権の議会運営は当面、無所属議員の協力が必要になる。
ジョイス氏は、二重国籍が判明し議員資格に疑問が生じていた7議員の1人。
残りの6人はいずれも上院議員で、最高裁はこのうち4人についても議員資格がないと判断した。”(出典:gooニュース/一部編集)
過半数を失うという(議員喪失の)タイミングに、副首相という役職に、政局という視点でもクローズアップされますが、
時期を同じくして日本でも二重国籍の問題は議員の身分と絡めて議論となり、
オーストラリア国民が補欠選挙にあたり、どのような判断をバーナビー・ジョイス(Barnaby Joyce)候補に下すのか、大いに注目するところです。