年々、盛り上がるハロウィーン
” オーストラリア国内でも近年、ハロウィーンが年中行事として扱われ、年を追うごとに盛り上がりを見せている。
研究者グループはソーシャルメディア、映画、米国文化への憧れなどが、オーストラリアでもハロウィーンが浸透した理由だと指摘する。
シドニー大学でアメリカ研究を専門とするロドニー・タベイラ氏は、これまでの英国びいきが「時代遅れ」となり、かつてのようなアンチ米国的な考え方は消えつつあるという。
特に若者らはテレビや映画、ソーシャルメディアを通してハロウィーンなどの米国文化に触れる機会が多く、少しずつオーストラリアの文化になっていくと分析している。
タベイラ氏は、ハロウィーンで行われる「お菓子をくれないといたずらするぞ(Trick or Treat)」という掛け声も、ソーシャルメディアなどで耳にしたり、
2004年製作の映画「ミーンガールズ」では、高校のハロウィンパーティーを取り上げたことなどが影響しているという。
スーパー大手ウールワースが行った調査によると、オーストラリアで5歳~14歳の子どもがいる場合、10家庭のうち7家庭でハロウィーンをお祝いするという。”(出典:JAMS.TV)
日本でも「いつの間に(こんなメジャーイベントに)?!」といった具合で注目度の高まりが感じられるハロウィーンですが、オーストラリアも同様のようで。
記事ではハロウィンの盛り上がりを社会学的な見地から考察(英国から米国といった流れなど)されていて興味深かったです。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所