幸福の土台を築くマイトシップ
” 国民の幸福感に関する新たな全国調査によると、「マイトシップ」(助け合い精神)がオーストラリア人の幸福の土台を築いており、65歳以上の年齢層が最も幸福感を感じているという。
オーストラリア心理学会(APS)の調査から、家族のつながりや地域社会との付き合いのある人が最も幸福感を感じる中、
ソーシャルメディアに多くの時間を費やしている人が孤独感や否定的な感情を持ちやすく、年齢層別では25歳以上34歳未満の成人が最も孤独感を感じていることがわかった。
良い暮らしの条件として「経済的余裕」や「健康」が上位3位内に入っているが、幸福感を感じるのに年収の高さは関係がないと答えた人が多く、75パーセントの人が「人とのつながり」が幸せへの鍵だとした。
APS理事長のリトルフィールド教授は、「オーストラリア人は感傷に浸ったり未来に不安を感じるより、今を楽しむという生き方を知っている」とし、
多忙な生活を送る中でも人間関係を発展させるようバランスを取ることが必要と述べた。”(出典:JAMS.TV)
「65歳以上が最も幸福感を感じ」「25歳以上34歳未満の成人が最も孤独感など感じている」といったところに解消されるべき課題が潜んでいるように思いましたが、
総括で示されている
「オーストラリア人は感傷に浸ったり未来に不安を感じるより、今を楽しむという生き方を知っている」
の部分は、オーストラリアが発している「(オーストラリア)らしさ」とマッチするところで、
調査により、そのことがイメージではなく現実として示されたのは喜ばしいニュースと言えるでしょう。