失業率 − 2024年10月
” オーストラリア連邦統計局が14日発表した10月の雇用統計は、就業者数の伸びが鈍化した。ただ、失業率は低水準にとどまり、労働市場は基調的な底堅さを維持しており、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が利下げを急ぐ必要性が低いことを示唆している。
10月の就業者数は前月比1万5,900人増と、前月の6万1,300人増を大きく下回り、7カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。ただ失業率は4.1%で横ばいだった。
就業者数は市場予想の2万5,000人増にも届かなかったが、前年比では2.7%増と高い伸びが続いている。就業率は67.1%で、過去最高だった前月から0.1ポイント低下した。市場は反応薄で、豪ドルは横ばいの1豪ドル=0.6485米ドル。金融市場は最初の豪利下げが来年5月か7月になる可能性が高いとの見方を維持した。中銀は現在の政策金利(4.35%)が雇用の伸びを維持しながらインフレ率を目標の2-3%に抑制するのに十分に制約的な水準と判断し、過去1年にわたり金利を据え置いている。”(出典:Reuters)
一時は3.0%中ごろでの推移が4.0%強で落ち着き、ネガティヴな感じもありながら就業率の水準に着目するとポジティヴな受け止めとなりますね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2024年11月16日分の掲載記事です。
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